メニューへ 本文へ
Go Top

国際

IAEAの調査団 福島第一原発で処理水の安全性検証

Write: 2022-02-17 14:00:05Update: 2022-02-17 14:43:26

IAEAの調査団 福島第一原発で処理水の安全性検証

Photo : YONHAP News

東京電力福島第1原子力発電所から出るトリチウムなどを含む処理水を、基準以下の濃度に薄めて海に放出する計画について、IAEA=国際原子力機関の調査団が15日、安全性を検証するための現地調査を実施しました。 
福島第1原発を訪れたのは、中国や韓国など周辺国を含めた各国の専門家15人で作るIAEAの調査団で、15日実施した現地調査の様子は東京電力が撮影した動画で16日、公開されました。
韓国からは、韓国原子力安全技術院の研究員で、韓国科学技術院(KAIST)の原子力および量子工学科教授のキム・ホンソク氏が参加しました。
調査団のメンバーは、タンクが立ち並ぶエリアで東京電力の担当者から説明を受け、処理水の放射性物質を検査する様子を視察したほか、処理水を海に流す際に使う設備の建設現場などを訪れたということです。
調査団は17日、東京に戻り、関係省庁と意見交換したあと、18日、記者会見する予定で、年内に中間報告をまとめたいとしています。
日本政府は福島第1原発の敷地内にたまる処理水を来年春ごろをめどに海洋放出する方針を去年4月、正式に決めていますが、この際、IAEAを通じて安全性を検証すると約束していました。

おすすめのコンテンツ

Close

当サイトは、より良いサービスを提供するためにクッキー(cookie)やその他の技術を使用しています。当サイトの使用を継続した場合、利用者はこのポリシーに同意したものとみなします。 詳しく見る >