新型コロナウイルスの感染者のための飲み薬について、処方対象者が21日から40代以上の基礎疾患のある人にも拡大されます。
中央防疫対策本部は20日、アメリカの製薬大手ファイザーが開発した新型コロナの飲み薬「パクスロビド」を処方する対象者を60歳以上と免疫が低下していると分類された感染者、50歳以上の基礎疾患のある人に加え、40代の基礎疾患のある人にも拡大すると明らかにしました。
そして、25日からは呼吸器クリニックと呼吸器診療の指定医療機関でも飲み薬の処方を行えるようになるということです。
「パクスロビド」は、先月14日から在宅治療者や生活治療センターの入所者に処方され、その後、高齢者向け療養施設や感染症専門病院に拡大されました。
対象年齢も、先月22日に65歳以上から60歳以上に拡大され、さらに今月7日には50代の基礎疾患のある人にも拡大されました。