日本が韓国に対して輸出管理を強化する措置を取ってから2年間で、素材・部品・設備分野の中核品目における韓国の日本依存度が大きく低下したことがわかりました。
産業通商資源部が28日に明らかにしたところによりますと、素材・部品・設備分野の日本依存度は2019年の17.1%から、去年は15.9%に下がり、これまでで最も低くなっています。
なかでも、日本が2019年7月に輸出管理を強化した半導体やディスプレイの製造材料となるフッ化水素、フッ化ポリイミド、レジストの3品目の日本依存度の低下が目立っています。
このうちフッ化水素の輸入額は2年間で66%減少し、レジストは輸入先多様化により対日依存度が50%以下に下がっています。
フッ化ポリイミドも代替素材の採用により、日本からの輸入の需要が事実上なくなっています。
100大中核品目での対日依存度も、2019年から2021年までの2年間で30.9%から24.9%へと6ポイント下がりました。
その背景として、政府が部品・素材・設備産業への支援を強化したことがあげられています。
政府は、日本が韓国に対して輸出管理を強化した直後の2019年11月、「素材・部品・設備協力モデル」を策定し、2025年までおよそ3800億ウォンの研究開発資金を支援する政策をまとめています。
協力モデルの成功事例として、化学メーカー「ユルチョン化学」によるEV=電気自動車向けパウチ型バッテリーの国産化があげられていて、政府は、「サプライチェーン全般にわたって協力が行われた模範的な事例だ」としています。