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国際

国連総会緊急特別会合 ロシア非難決議案を採決

Write: 2022-03-03 12:27:42Update: 2022-03-03 16:14:42

国連総会緊急特別会合 ロシア非難決議案を採決

Photo : YONHAP News

国連総会の緊急特別会合が開かれ、ロシア軍のウクライナからの即時撤退などを求める非難決議案を賛成多数で採択しました。 
非難決議には、国連安全保障理事会の決議のような法的拘束力はありませんが、141か国という圧倒的賛成多数で採決されたことで、ロシアの国際的な孤立がいっそう鮮明になりました。
ロシアによるウクライナへの軍事侵攻をめぐる国連総会の緊急特別会合は現地時間の2日、ニューヨークの国連本部で開かれ、ロシアを非難し、ロシア軍の即時撤退などを求める決議案の採決では賛成141、反対5、棄権35となり、加盟193か国中、採決に参加した国の3分の2以上の賛成を得て採択されました。
反対した5か国は、ロシアのほかベラルーシや北韓などで、ロシアと関係が深い中国やインド、イランなどは棄権しました。
決議は、ロシアによる2月24日の「特別軍事作戦」の表明を非難し、武力の使用や威嚇で得た領土は合法的なものとして認められないと明記しました。
またプーチン大統領が核戦力に言及して軍の核抑止部隊に警戒態勢に移行するよう指示したことも非難しました。
決議文では、もっとも強い言葉で遺憾の意を表明すると明記したうえで、ロシア軍に対し、ウクライナから無条件での即時完全撤退を求め、ウクライナの主権と独立、領土の保全についての約束を再確認したほか、ベラルーシに対しては、「違法な武力行使に関与」しているとして「遺憾」を示しました。
緊急特別会合の開催は、韓国戦争がぼっ発した1950年、旧ソ連が拒否権を行使し、安保理の機能がマヒしたため採択された「平和のための団結」決議に根拠を置くもので、今回の緊急特別会合はそれ以来、11回目の開催となります。

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