新型コロナの流行が長引いている状況もあって、海外から韓国の本を注文する人が大幅に増えたことがわかりました。
韓国の大手書店「教保文庫」が7日に明らかにしたところによりますと、去年、海外配送による図書の販売量が前年に比べて17.5%増え、過去最多となったということです。
海外配送による図書の販売は、新型コロナの流行が始まった2020年に前年に比べて86%も増えていますが、去年も増加が続いたということです。
教保文庫の関係者は、「海外に住む、韓国語が読める読者が、新型コロナで韓国に来るのが難しくなったため、海外配送で注文しているようだ」と話しています。
教保文庫は、自社の通販サイトのほかにも通販プラットフォーム「EKO」におよそ50万件の図書データを提供し、海外からも韓国の図書を便利に注文できるようにしているということです。