慶尚北道(キョンサンブクド)蔚珍(ウルチン)郡と江原道(カンウォンド)三陟(サムチョク)市で発生した大規模な山火事は、発生から10日目となる13日に鎮火しました。
山林当局によりますと、残り火まで完全に鎮火するまでにはもう少し時間がかかるということですが、大きな火の手は見られなくなったため、今後の山火事被害の収拾と復旧にシフトし、被害に対する支援に集中する方針だということです。
今回の山火事は、今月4日午前11時17分ごろ、慶尚北道蔚珍郡から始まって江原道三陟市まで広がり、韓国の山火事としては最長の213時間続きました。
死傷者は出ませんでしたが、住宅や倉庫、工場など合わせて643の施設が焼失しました。
山火事の被害を受けた区域は、蔚珍郡が1万8463ヘクタール、三陟市が2460ヘクタールの合わせて2万923ヘクタールです。