中央防疫対策本部によりますと、新型コロナウイルスの感染者は22日午前０時までに新たに35万3980人が確認されました。
月曜日は新規感染者が多くなる傾向があるため前の日に比べて14万4000人あまり増加しましたが、前の週の15日に比べると8000人ほど減っていて、感染が収まりつつあることがうかがえます。
ただ、防疫当局は、感染者数が減少傾向に転じたかどうかは今週の状況を見守る必要があるとしています。
死者は前の日より55人増えて384人で、これまでで２番目に多くなっています。
重症患者は26人減って1104人で、今月８日から1000人台が続いています。
新型コロナの感染者は累計で993万6540人になり、22日のうちに1000万人を超える見通しで、初の感染者が出てから２年２か月あまりで総人口の５分の１が感染したかたちとなりました。
一方、政府は、新型コロナの飲み薬、メルク社の「モラヌピラビル」の特例承認について今週中にも決定し、承認がされる場合、10万人分を導入する方針だと明らかにしました。
また、新型コロナによる死者の急増によって火葬場の需要が高まっていることを受けて、首都圏を中心に適用していた火葬炉１基あたり７回運営の基準を全国の火葬施設に適用することにしました。