中央防疫対策本部によりますと、新型コロナウイルスの感染者は25日午前0時までに新たに33万9514人が確認され、累計で1116万2232人となりました。
1日の新たな感染者は、先週の金曜日に比べておよそ6万7000人減っていて、2日連続で40万人を下回っています。
金富謙(キム・ブギョム)国務総理は、25日の中央災害安全対策本部会議で、「先週に比べて今週は1日平均およそ5万人ほど感染者が減っている。2か月以上続いた変異株‘オミクロン株’の感染拡大が今週に入ってからやや鈍化している」と述べました。
金国務総理はそのうえで、「はっきりと減少傾向に転じたのかはもう少し確認が必要だが、峠を越えているところだと判断する」との見解を示しました。
現在、病院で治療を受けている重症患者は1085人で、前日より4人増えています。
亡くなった人は393人で、0~9歳の児童も1人含まれています。
死者は過去最多となった前日に比べて77人減りましたが、1週間前と比べると92人多くなっています。
在宅療養中の患者は188万8775人で、このうち60歳以上など集中管理対象は27万7170人となっています。
3回目のワクチン接種まで終えた人は総人口の63.4%、2回目のワクチン接種まで終えた人は総人口の86.7%となっています。