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サイエンス

韓国技術による固定燃料ロケット 初の試験打ち上げに成功

Write: 2022-03-30 14:02:32Update: 2022-03-30 14:41:15

韓国技術による固定燃料ロケット 初の試験打ち上げに成功

Photo : KBS News

韓国の独自技術で開発した固体燃料ロケットが、初の試験打ち上げに成功しました。
国防科学研究所(ADD)は30日、徐旭(ソ・ウク)国防部長官などが見守るなか、韓国独自技術で開発した固体燃料ロケットの性能テストのための初の試験打ち上げに成功したと明らかにしました。
軍用の偵察衛星などを打ち上げる際に活用できる固体燃料ロケットは、液体燃料ロケットよりも比較的に安価で、単純な構造であるため大量生産もしやすく、迅速に打ち上げることができるというメリットがあります。
去年5月、韓米ミサイル指針の解除により、ロケットの射程と重量を大幅に伸ばすことができるようになり、国防部と国防科学研究所の主導で研究が進められ、7月に固体燃料の燃焼試験に成功し、それから8か月で初の試験打ち上げが行われました。
国防部は「最近、北韓がモラトリアム(一時停止)宣言を自ら破棄するICBM=大陸間弾道ミサイル発射を行うなど緊張が高まっているなか、今回の固体燃料ロケットの試験打ち上げの成功は、韓国軍の宇宙を基盤にした監視偵察分野の強化に向けて重要な道しるべとなった」と評価しました。
固体燃料ロケットは追加の検証を経て、実際に衛星を搭載して打ち上げられる予定で、軍は今後、小型衛星や多数の超小型衛星を地球の低軌道上に投入するための研究開発を続けていく方針です。

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