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社会

ステルス無人機、高出力レーザー兵器など 独自技術で開発

Write: 2022-03-31 11:41:34Update: 2022-03-31 12:22:49

ステルス無人機、高出力レーザー兵器など 独自技術で開発

Photo : YONHAP News

韓国国防部は多目的ステルス無人機や高出力レーザー兵器、高推力航空機エンジンなどを韓国独自の技術で開発することを決めました。 
防衛事業庁は30日、国防部と陸・海・空軍、国防科学研究所などが参加する第1回「先端技術事業管理委員会」を開き、「未来挑戦国防技術事業の推進方向」を最終的に決めたと発表しました。
未来挑戦国防技術事業は、未来の戦場に対応するため、宇宙、人工知能、極超音速など8つの技術分野の開発プロジェクトを速やかに進めるための政府の事業です。
防衛事業庁はまず、宇宙空間を活用した監視偵察システムの開発に拍車をかける方針です。
なかでもコストが低いため多くの衛星を運用できる高度500キロ未満の低軌道衛星技術を重点的に開発し、国防科学研究所が保有する固体燃料ロケット技術を活用して小型のダミー衛星を低軌道に乗せる技術を2024年までに開発します。
防衛事業庁は、「これによって韓国軍は低いコストでリアルタイムの監視偵察能力を備えるほか、これまでの高軌道衛星より通信遅延時間が短く、信頼性の高い衛星通信能力を確保することができる」と説明しています。
また極超音速ミサイルとステルス無人機などハイテク基盤の高性能飛翔体の開発にも乗り出します。
さらに高推力航空機エンジンの基盤技術の開発にも着手し、軍用航空機の独自開発能力の画期的な向上を目指します。
またステルス技術を無力化するための量子レーダーの開発に向けた基盤技術の開発を本格的に進めるほか、極超音速ミサイル防衛に用いられる100キロワット級の高出力レーザー兵器システムの基盤技術の開発に年内に着手するということです。
こうした未来挑戦国防技術事業には2664億ウォンの予算が投じられ、2019年より10倍以上の規模に増えました。

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