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社会

新型コロナ後遺症 多くが「倦怠感」「息切れ」訴える 防疫当局が調査実施へ

Write: 2022-04-01 11:30:09Update: 2022-04-01 16:25:31

新型コロナ後遺症 多くが「倦怠感」「息切れ」訴える 防疫当局が調査実施へ

Photo : YONHAP News

新型コロナウイルスの後遺症として、「倦怠(けんたい)感」や「息切れ」を訴える人が多いことがわかりました。
中央防疫対策本部の発表によりますと、国立保健研究院が国内の医療機関と協力して行った調査で、新型コロナウイルスの主な後遺症として、「倦怠(けんたい)感」、「息切れ」、「物忘れ」、「睡眠障害」、「気分障害」などが、20%から79%の患者で確認されたということです。
また、健康保険審査評価院の資料の分析では、新型コロナに感染した人のうち、19.1%が後遺症を訴えて医療機関にかかっています。
ただ、こうした結果について、中央防疫対策本部は、「これまでは主に基礎疾患者や重症患者、入院患者を中心に調査が行われ、一般成人の後遺症に関するデータはまだ十分に収集されていない」と説明しています。
正確なデータ収集のため、国立保健研究院は国内の14の医療機関が参加するネットワークを利用して後遺症調査を行っています。
60歳未満の基礎疾患のない感染者を含めたおよそ1000人を対象に、感染から3か月後と6か月後に、WHO=世界保健機関が定める方法に基づいて調査を行っていて、ことし下半期に中間結果が出るということです。
中央防疫対策本部は、「今回の研究によって後遺症に関するより明確な情報が入手できると期待している」と話しています。

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