メニューへ 本文へ
Go Top

国際

少女像展示の「表現の不自由展」 7年ぶりに東京で開催

Write: 2022-04-04 11:58:29Update: 2022-04-04 12:04:32

少女像展示の「表現の不自由展」 7年ぶりに東京で開催

Photo : YONHAP News

日本の右翼団体による妨害行為が相次いだため、東京での開催が延期となっていた「表現の不自由展」が2日、国立市で開催されています。 
「表現の不自由展東京2022」は2日から、東京国立市にあるくにたち市民芸術小ホールで開催されていて、旧日本軍慰安婦を象徴した「平和の少女像」をはじめ、映像作品『遠近を抱えて』、群馬県にある朝鮮人強制連行犠牲者の追悼碑をモチーフにした作品などが展示されています。
大浦信行の『遠近を抱えて』は昭和天皇の肖像を燃やす場面があり、批判されていました。
「平和の少女像」などが展示される「表現の不自由展」が東京で公式に開かれるのは、2015年1月以降、7年3か月ぶりです。
この展示会は東京で去年6月に開催される予定でしたが、妨害行為が相次ぎ、延期となっていました。
今回の展示会は、公共施設に対する自治体の協力によって開かれました。
「表現の不自由展」の東京実行委員会は2日、記者会見し、開催に協力してくれた国立市に感謝の意を表しました。
展示会の開催が知らされると、国立市などには100件あまりの抗議の電話やメールが殺到したということです。
一方、開催日の2日、会場周辺では、中止を求める右翼団体らが拡声器などを使って騒音を生じさせるなど、妨害行為が続きました。
このため、実行委員会の要請を受け、警察官およそ100人が周辺を警備しているということです。
展示会は今月5日まで開かれます。

おすすめのコンテンツ

Close

当サイトは、より良いサービスを提供するためにクッキー(cookie)やその他の技術を使用しています。当サイトの使用を継続した場合、利用者はこのポリシーに同意したものとみなします。 詳しく見る >