尹錫悦（ユン・ソンニョル）次期大統領がアメリカに派遣した「政策協議代表団」は現地時間の7日、アメリカ議会の要人らと相次いで面談しました。 
代表団は7日、アメリカ議会内の知韓派の議員たちが集まる「コリア・コーカス」の共同議長で共和党のジョー・ウィルソン議員、マイク・ケリー議員と面談しました。
また民主党のグレゴリー・ミークス下院外交委員長やアダム・スミス下院軍事委員長とそれぞれ面談したあと、同じく民主党のボブ・メネンデス上院外交委員長、共和党のジム・リッシュ幹事と面談しました。
続いて代表団は、元韓国駐在アメリカ大使や元韓米連合司令官、元韓国駐留アメリカ軍司令官らと昼食をともにしました。
代表団の朴振（パク・ジン）団長は、アメリカ議会の要人らと面談したあと、「韓国の新政権への期待が高いことを実感した。議員らに韓米同盟の強化に向けた尹次期大統領の意志を伝え、議会レベルでの関心と支援を要請した」と明らかにしました。
また「新政権では、韓米間の円滑な意思疎通のために、超党派の議員外交を活性化しなければならない」と強調しました。
さらに「北韓によるICBM＝大陸間弾道ミサイルの発射やロシアによるウクライナ侵攻など韓米の連携が切に求められる時期に、韓国駐在アメリカ大使が空席となっていることに懸念を示し、早い時期に議会での承認手続きが終わることを願うと伝えた」と明らかにしました。