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社会

「佐渡島の金山」の世界遺産登録に10万人が反対署名

Write: 2022-04-08 09:28:59Update: 2022-04-08 10:05:18

「佐渡島の金山」の世界遺産登録に10万人が反対署名

Photo : YONHAP News

韓国の広報活動などに取り組む誠信女子大の徐ギョン徳(ソ・ギョンドク)教授は7日、日本政府が進めている「佐渡島(さど)の金山」の世界文化遺産登録に反対する署名活動の結果などを、ユネスコ=国連教育科学文化機関に伝えたと明らかにしました。
日本政府が佐渡島の金山の世界文化遺産登録を推進したのを受け、徐氏はインターネット上で1か月間、登録に反対する署名運動を展開し、こうして集めた国内外の韓国人10万人あまりの署名と強制労働の事実などを知らせる手紙をユネスコ側に電子メールで送りました。
メールの受取人は、ユネスコ事務局長やユネスコ世界遺産センター長をはじめ、190か国あまりのユネスコ加盟国、世界遺産委員会の21委員国、ユネスコ諮問機関である国際記念物遺跡会議(イコモス)の加盟国などです。
徐氏は、「強制動員という加害者の歴史を隠したまま、世界遺産登録を目指す日本政府のたくらみをユネスコ側にしっかり知らせたかった」としたうえで、「軍艦島の事例を通じて強制労働の事実を知らせるという約束を未だに履行していない日本政府の二重的な態度を告発した」と話しました。
また、「ユネスコに対し、日本の歴史歪曲に騙されず、今回はユネスコの普遍的な価値に釣り合う賢明な判断を下してほしいと要請した」と明らかにしました。

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