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社会

「感染症レベルの調整、近く結論を出す」 国務総理

Write: 2022-04-08 12:22:23Update: 2022-04-08 15:37:01

「感染症レベルの調整、近く結論を出す」 国務総理

Photo : YONHAP News

金富謙(キム・ブギョム)国務総理は、新型コロナウイルスの感染状況について、「4月に入ってオミクロン株の感染は確実に減少している」としたうえで、「感染症レベルの調整について幅広く意見を聴取し、近く結論を下す」と明らかにしました。
金国務総理は8日の中央災害安全対策本部の会議で「現在の感染状況に合わせて新型コロナに対する認識と対応を根本的に変えなければならない」と話しました。
そのうえで、「オミクロン株がピークを過ぎているなか、防疫・医療システムの持続可能性を高める一方で、社会的負担を減らす必要がある」と説明しました。
ただその一方で、「感染のリスクが高い60歳以上の高齢者層の感染率が持続的に高くなっているため、まだ安心できる水準ではない。全体の死者の30%程度が発生している療養病院や療養施設の管理に集中すべきだ」と強調しました。
そのうえで、「療養病院と療養施設にいる高齢者は4回目のワクチン接種を急ぐ必要がある。去年末に高齢者層の2回目の接種の効果が低下したことやデルタ株の拡散によって感染者と死者が急増した経験を繰り返してはいけない」と付け加えました。
一方、今月11日からは韓国で新型コロナに感染した履歴がある長期滞在外国人は、韓国に入国する際にPCRの陰性確認書の提出が免除されます。 
中央防疫対策本部によりますと、新型コロナウイルスの感染者は8日午前0時までに、新たに20万5333人が確認されました。 
国内ではオミクロン株の感染者の減少傾向が続いていて、昨日よりも1万9487人少ない数となりました。
新たな感染者が減少したことで、重症患者数も減少傾向を見せていて、重症患者は前の日よりも23人減って1093人となりました。
死者は373人増えて合わせて1万8754人、致死率は前の日よりも0.01ポイント上昇して0.13%となりました。

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