中央防疫対策本部によりますと、新型コロナウイルスの感染者は11日午前0時までに新たに9万928人が確認されました。 
1日の新たな感染者数が10万人を下回ったのは、2月22日以来48日ぶりです。
1日の新たな感染者のうち、60歳以上の高齢者は全体の18.7%に当たる1万6997人で、18歳以下は全体の24.2%に当たる2万2022人です。
重症患者は15人減って1099人となっています。
死者は258人増えて累計で1万9679人となり、致死率は0.13％となっています。
3回目のワクチン接種まで終えた人は総人口の64.2％、60歳以上は89.2％となっています。
政府は早ければ今週中にも、政府の感染予防措置「社会的距離の確保」の見直し案とともに「ポストオミクロン対応システム」を発表する見通しで、注目が集まっています。
「社会的距離の確保」については、マスク着用など一部を除いて大幅な緩和に踏み切る可能性が高いとみられています。
一方、防疫当局は、新型コロナ感染者の減少や地域の病院・医院の検査体制拡大などを踏まえて保健所や臨時検査所などでの無料の迅速抗原検査を中止し、民間中心の検査体制に転換することを決めました。
これにより、新型コロナ感染が疑われる症状がある場合は、自己検査キットを購入して検査するか、地域の病院・医院や呼吸器専門クリニックで迅速抗原検査を受けることになります。