春の訪れを楽しむため、済州島に向かう旅行者が増えています。
済州島観光協会によりますと、ことし済州島を訪れた人は、今月10日時点で累計344万6878人と、前の年より37.4%と大きく増えています。
春の行楽シーズンと、政府の新型コロナウイルス対策の緩和が重なったためと分析されます。
新型コロナの感染拡大防止のため、桜祭りが中止され、菜の花祭りはオンライン開催となったにもかかわらず、済州島は、家族連れやカップルなど、多くの旅行客で賑わっています。
一方、済州では、この1週間の1日の感染者数が平均で2849人となるなど、感染拡大が続いていて、保健当局は、旅行者や島民に、社会的距離の確保など、感染防止対策の順守するよう呼びかけています。