中央防疫対策本部によりますと、新型コロナウイルスの感染者は21日午前0時までに新たに9万867人が確認され、累計で1667万4045人になりました。
1日の新たな感染者数は、3日ぶりに再び10万人を下回りました。
このうち、国内での感染は9万836人で、のこりの31人は海外からの入国者でした。
新たな感染者に占める60歳以上の割合は22%で、18歳以下は18.9%でした。
死者は147人増えて、合わせて2万1667人になり、韓国の致死率は0.13%になっています。
新型コロナワクチンの3回目までを接種した人は総人口の64.4%で、60歳以上の人口だけを見ますと、89.3%となっています。
4回目を接種した人は1.2%で、60歳以上の人口だけを見ますと、3.8%となっています。
一方、政府は300人以上が参加するフェスティバルについての審議、承認制度の運営を暫定的に中止することにしました。
こうした感染対策の緩和の動きに対して、大統領職引継ぎ委員会は懸念を示し、なかでも、マスクの着用義務はいまの政権が早まって解除してはならないと指摘しています。
こうしたなか、疾病管理庁の主催で開かれたシンポジウム「科学防疫のためのビックデータの活用」では、新型コロナがことし11月から来年初めにかけて再流行し、最大で2700人が死亡するだろうという見通しが示されました。