メニューへ 本文へ
Go Top

社会

室内飲食の解禁で日常回復に拍車

Write: 2022-04-26 12:49:11Update: 2022-04-26 14:10:38

室内飲食の解禁で日常回復に拍車

Photo : KBS News

韓国では25日から不特定多数が利用する施設での飲食制限が解除されるなど日常回復に拍車がかかっています。
中央防疫対策本部は先週、感染対策「社会的距離の確保」を解除したことに続き、これまで禁止されていた不特定多数が利用する室内施設での飲食を25日0時から解禁しました。
防疫当局は25日、新型コロナウイルスの感染が一定の地域や季節に繰り返し発生する病気、いわゆる「エンデミック」に向かいつつあると判断し、「ポストオミクロン対応」として新型コロナの感染症の等級を最も高い1級から、はしかや水ぼうそうなどと同じ2級に下方修正しました。
これにより、新型コロナの感染拡大からおよそ2年ぶりに各地での野外イベントが再開されました。
ただ、政府は「このような日常回復へのシフトは、新型コロナがこれ以上危険ではなくなったという意味ではない」として、慎重な姿勢を示しています。
一方、防疫当局は、感染リスクの高い層での死者と重症患者の発生を最小限に抑えるために医療対応に力を注ぐことにし、その一環として60歳以上を対象とする4回目のワクチン接種を本格的にスタートしました。
しかし、26日0時基準で60歳以上の4回目接種の事前予約率は19%で、接種率は6.8%と低い水準にとどまっています。
このため防疫当局は、移動手段の支援、多国語接種案内、入院患者に対する主治医の勧告など自治体と協力して接種を受けやすくする方針です。
中央防疫対策本部の分析によりますと、5月中に1日の感染者は4万人未満にまで減少し、入院中の重症患者も2週間後には500人未満に減る見通しだということです。
ただし、予防接種の効果が減少したり、新たな変異ウイルスが拡大したりすれば、再び感染者が増える可能性もゼロではないとしています。

おすすめのコンテンツ

Close

当サイトは、より良いサービスを提供するためにクッキー(cookie)やその他の技術を使用しています。当サイトの使用を継続した場合、利用者はこのポリシーに同意したものとみなします。 詳しく見る >