20代から30代の外国人のうち10人に6人は、3年以内に韓国を訪問したいと考えていることが調査の結果わかりました。
文化体育観光部と韓国観光調査は去年、訪韓観光客の多い21か国の15歳以上の男女およそ3万人を対象に2度(7月16~25日、12月20~31日)にわたって行ったアンケート調査の結果を26日、発表しました。
それによりますと、回答者全体の47%は今後3年以内に韓国を訪れる意向があると答えました。とくに、20代の58.6%、30代の58.0%と過半数に達していました。
国別に見てみますと、フィリピン(80.4%)、シンガポール(72%)、ベトナム(70.1%)、香港(69.1%)、マレーシア(66.7%)、中国(63.9%)、UAE=アラブ首長国連邦(61.6%)、タイ(61.5%)などアジア・中東地域で訪問を希望する回答者が多く見られました。
ただ、訪韓に意向を示した回答者の30.2%は「韓国が新型コロナウイルスから安全だと判断されるとき」、28%は「WHO=世界保健機関など公的機関で新型コロナの終息を宣言したとき」に韓国を訪れると答えました。
一方、今回の調査では人気アイドルグループのBTS(防弾少年団)やドラマ「イカゲーム」など、世界的な人気を博したKコンテンツが韓国への訪問を考慮するうえで前向きな影響を与えたこともわかりました。
韓国旅行を希望する回答者が訪問の理由として選んだもののうち最も多かったのは「文化や体験型コンテンツが豊富だから」(15.1%)だったということです。