韓国の人気グループ、BTS=防弾少年団が29日午前、アメリカのバイデン大統領と面談するため、仁川空港からアメリカ・ワシントンに出発しました。
前日の28日に出発したジョングクを除くメンバー6人は、この日午前9時30分ごろ空港に到着し、集まったファンや取材陣に挨拶してから搭乗手続きに向かいました。
アメリカのアジア・ハワイ・太平洋諸島系アメリカ人の文化遺産継承月間に当たる5月に合わせて現地時間の31日に行われれるBTSとバイデン大統領の面談では、アジア系住民に対するヘイトクライム・憎悪犯罪や文化芸術などをテーマに話し合われるということです。
アメリカでは、新型コロナウイルスが中国から世界に広がったとされたことをきっかけに、アジア系住民を標的にしたヘイトクライムや嫌がらせが急激に増えています。
一方、BTSは来月10日、デビューから9年間の活動の集大成となるニューアルバム「Proof」を発売する予定です。