貨物連帯、大型車で封鎖戦術 87人を検挙
Write: 2003-09-02 00:00:00 / Update: 0000-00-00 00:00:00
大型トラックの運転手らで作る労働組合「貨物連帯」のストライキが長期化の様相を見せている中で、貨物連帯の組合員が主な道路や高速道路、物流拠点で同時多発的に運送を妨害する実力行使に出たため、警察は関係者87人を連行しました。貨物連帯の組合員のコンテナー車両数百台は、2日午前から釜山港に向かう主な道路をしゃ断したり、違法駐車したり、数台ずつ群れをなして徐行運転をして、釜山港周辺の道路は 事実上まひ状態となりました。また南海高速道路の料金所では、貨物連帯所属の組合員の車両100台以上が進入しようとして警察の検問を受けると、トールゲート周辺を車両でふさぎ、高速道路が運行不能になりました。これに先立って貨物連帯所属の車両200台は、1日午後釜山駅広場で集会を行なった後、釜山港付近に終結して道路両側に違法駐車したため警察が1台ずつ牽引しました。首都圏では儀旺(ウィワン)コンテナー基地の正門などに28台の大型トラックを駐車させて正門を封鎖して逃げました。警察は警告に応じなかった貨物連帯の組合員ら87人を交通妨害、集団示威法違反、業務妨害などの疑いで連行しました。また貨物連帯が2日にも釜山港、光陽港、儀旺物流基地や主な高速道路などで道路を封鎖するなどの集団行為を行なう可能性があるとみて、主な料金所などに警察を投入しています。貨物連帯は政府との交渉を要求して先月21日からストライキに入っており、平和的なストライキを強調していました。しかし2日、貨物連帯の上部組織である全国運送荷役労働組合のチョン・ホヒ事務局長は記者会見し「私たちの要求が満たされるまで、平和的・合法的な闘争にはこだわらない」と述べ、闘争戦術を変えたことを明らかにしました。
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