新型コロナウイルスの新たな感染者が2日連続で1万人台となりました。
中央防疫対策本部によりますと、新型コロナウイルスの感染者は1日午前0時までに新たに1万5797人が確認され、累計で1811万9415人になりました。
新たな感染者は、1週間前よりもおよそ8000人減ったほか、2週間前に比べると半分の水準になりました。
亡くなった人は21人増えて累計で2万4197人、致死率は0.13%となっています。
重症患者は8人増えて188人となり、先月28日に196人を記録してから5日連続で100人台を維持しています。
1日からは新型コロナの生活治療センターと臨時選別検査所の運営も中断されます。
また、入国手続きも緩和され、PCR検査は入国当日ではなく3日以内に受ければいいということで、6~7日目に行う迅速抗原検査は、義務ではなく推奨に緩和されました。
このほか、済州と襄陽国際空港に到着する国際線の利用者を対象に行っていたノービザ入国制度も1日から再開されます。
政府はまた、来週から集中管理群に対するモニタリングの回数を、1日1回に減らし、感染者の対面診察のための外来治療センターを増やすということです。
一方、ヨーロッパとアメリカを中心に感染が広がっているサル痘について、疾病管理庁は「関心」段階の危機警報を発令しました。
「関心」は、海外で新たな感染症が発生もしくは流行する際に発令する措置で、4段階ある危機警報のもっとも低いレベルです。
韓国ではまだサル痘の感染事例は報告されていませんが、防疫当局は国内への流入の可能性に備えて対策チームを稼働するということです。
これに加えて、サル痘を2級法定感染症に指定し、今後サル痘も新型コロナやはしかなどと同じ管理システムが適用されることになります。