韓国の先月の消費者物価の上昇率が5.4%となり、この13年9か月間でもっとも高かったことがわかりました。
統計庁が3日発表した消費者物価動向によりますと、先月(5月)の消費者物価指数は、前の年に比べて5.4%上昇しました。
5.6%を記録した2008年9月以来、この13年9か月間でもっとも高い上昇率となりました。
石油類や加工食品など工業製品が物価上昇をけん引しました。
軽油は45.8%、灯油は60.8%それぞれ上昇し、石油類の上昇率は34.8%ともっとも大きくなりました。
農・畜・水産物は前の月より大幅に値上がりし、4.2%の上昇率となりました。
なかでも畜産物は豚肉や輸入牛肉を中心に12%以上値がりしました。
4月からの料金の引き上げにより、電気料金や都市ガス料金も11%ずつ上昇しました。
サービス物価は3.5%上昇し、なかでも外食物価が7.4%上昇しました。
市民が肌で感じる生活物価指数も6.7%上昇し、2008年7月以降、もっとも高い上昇率となりました。
政府は最近、策定した国民生活安定対策の効果が早く表れるよう、予算の執行、法改正などの手続きを速やかに進める方針です。
なかでも、関税割当をゼロ%にするなどの対策が、実際の価格引き下げにつながるよう、現場の状況を点検しながら業界の声を聴くとしています。
また最近値上がり傾向にある農・畜産物に関する対策も打ち出しました。
アフリカ豚熱の発生を防ぐための緊急防疫措置を取るほか、夏の気象災害に備えて、白菜や大根、ニンニクなどを備蓄する方針です。