中央防疫対策本部によりますと、新型コロナウイルスの感染者は6日午前0時までに新たに5022人が確認され、139日ぶりの低い水準となりました。
新たな感染者数は、変異株のオミクロン株が優勢となる前の1月18日以来の少なさで、1週間前に比べると1000人あまり、2週間前に比べると5000人近く減りました。累計では、1816万8708人となりました。
月曜日に発表される日曜日の感染者数は、3週連続で1万人を下回っています。新型コロナの流行が下火となるなか、国を守るため犠牲になった人々を追悼する6月6日「顕忠日」の連休で、検査件数が減少したことが背景にあるとみられています。
重症患者は7人減って129人で、10日連続で100人台となっています。
新たに報告された死者数は21人で、致死率は0.13%となっています。
新型コロナ感染状況の改善を受けて、水際対策も緩和されます。
新型コロナウイルスのワクチンを接種していない入国者に対する7日間の隔離措置が、8日から解除されます。
ただ、新たな変異株の流入が確認されているため、入国前にPCR検査または専門家用の迅速抗原検査を受け、入国後3日以内にさらにPCR検査を受けなければなりません。