OECD=経済協力開発機構は、韓国のことしの経済成長率の見通しを前回より0.3ポイント引き下げて2.7%に下方修正しました。
OECDは8日に発表した経済見通しで、韓国のことしの経済成長率の見通しを、前回去年12月の3.0%から2.7%に下方修正しました。
また来年の成長率の見通しも2.7%か2.5%に下方修正しました。
OECDは下方修正について、「消費回復のスピードが物価上昇などの影響で緩やかになる可能性があるほか、ロシアとウクライナの戦争が長引く場合、半導体の原材料となる希ガスの在庫がなくなり、半導体の生産に否定的な影響を及ぼす可能性がある」と説明しました。
韓国のことしの物価上昇率の見通しについては、EU=ヨーロッパ連合によるロシア産の石油の輸入禁止措置により、原油価格が高止まりしていることから、4.8%としました。
これは前回より2.7ポイント高いもので、韓国銀行やKDI=韓国開発研究院、IMF=国際通貨基金など主要機関の見通しのなかでもっとも高いものです。
韓国の来年の物価上昇率の見通しについては3.8%とし、インフレがかなりの期間続くと見込まれています。