新型コロナウイルスの感染者は16日午前0時までに、新たに7994人が確認されました。
このうち、国内での感染は7904人で、残りの90人は海外からの入国者でした。
重症患者は98人で、新たな死者は8人でした。
1日の新たな感染者数が7日連続で1万人を下回り、感染状況の指標が比較的落ち着いてきていることから、今月末あたりには1日の新たな感染者数が3000人台にまで減るという見通しが出ています。
これを受けて、政府は、感染者の7日間の隔離義務について、専門家による作業部会の提言や感染状況の指標、財政負担などを総合的に考慮し、解除するか、期間を縮めるか、そのままにするかを決める方針です。
いまのところ、隔離期間の短縮がもっとも有力とされます。
感染者の隔離義務について全国の成人男女1000人あまりを対象に世論調査を行った結果によりますと、まだ隔離義務を解除してはならないという声が半数近くを占め、解除を求める声を上回りました。
政府は17日、隔離義務をめぐる方針を発表し、来週から適用する予定です。