中央防疫対策本部によりますと、新型コロナウイルスの感染者は20日午前0時までに新たに3538人が確認されました。
新たな感染者数は先週の同じ曜日に比べて300人あまり少なく、1月11日以来、およそ5か月半ぶりの低水準となりました。
重症患者は2人増えて72人で、3日連続で80人を下回りました。
亡くなった人は10人増えて累積で2万4451人となり、致死率は0.13%となっています。
感染者の減少傾向が続いていることを受けて、政府は20日から療養型病院や介護施設など新型コロナウイルスの感染リスクが高い施設の防疫措置を緩和しました。
これら施設では直接対面による面会は、ワクチンを接種済みの人に限られていましたが、接種の有無に関係なく面会できるようになりました。
4人までとなっていた面会の人数制限もなくなり、各施設の状況を踏まえて許容人数を決めることができます。
ただ、面会には予約が必要で、面会前に検査を受けて感染していないことを確認する必要があり、面会の際にはマスク着用が義務付けられます。
ワクチン接種済みの入院・入所者は外出、外泊も可能になりましたが、施設に戻る前に検査を受ける必要があるということです。