この夏、熱中症で救急搬送された人は、去年の同じ時期の4倍に増えていることがわかりました。
疾病管理庁によりますと、5月20日から7月10日までの間に、熱中症で救急搬送された人は全国で733人にのぼり、去年の同じ時期に比べ4倍の多さとなりました。
地域別にみますと、北西部の京畿道(キョンギド)が166人と最も多く、 南東部の慶尚南道(キョンサンナムド)が75人、同じく慶尚北道(キョンサンプクト)が68人などとなっています。
また熱中症で亡くなった人が6人いました。
疾病管理庁は、熱中症の前段階には、頭痛やめまい、倦怠感、筋肉痛などがあるとして、症状を感じたらすぐに病院に連絡するよう呼びかけています。