イングランド・プレミアリーグのトッテナムで活躍するソン・フンミンが、国連のWFP＝世界食糧計画のグローバル親善大使に任命されました。
任命式は、13日夜、ソウル・ワールドカップ競技場で行われた、トットナムと韓国Kリーグの選抜選手による「チームＫリーグ」の対戦の前に行われました。
WFPのビーズリー事務局長は、ソン・フンミンを親善大使に任命し、「UN WFP、Goodwill Ambassador」と書かれたユニフォームを手渡しました。
ソン・フンミンは、「親善大使に任命されて光栄だ。食糧は生存にかかわる重要な問題だ。多くの世界的サッカー選手たちが、WFPを広く知らせるためのメッセンジャーの役割を果たしたように、私もそれを受け継いで、より多くの人が食糧問題に関心を持つよう発信していく」と語りました。
WFPは、毎年1億人以上に食糧支援を行っている世界最大の人道支援機関で、2020年にはノーベル平和賞を受賞しています。
WFPは、「ソン・フンミンは、世界的な人気と影響力で、飢餓に苦しむ人々の状況を知らせ、飢餓の撲滅に向けて世界が行動するよう呼びかける役割を果たすことになる」と話しています。