男女平等の進み具合で、韓国は146か国中99位となり、依然として下位にとどまっていることがわかりました。
スイスのシンクタンクの世界経済フォーラム(WEF)は、男女平等がどれだけ実現できているかを数値にした、男女格差指数を13日、発表しました。
それによりますと、韓国は男女格差の指数が0.657で、調査した146か国の中で99位でした。
去年より順位を3つ上げたものの、83位のベトナムや98位のカンボジアより下になるなど、依然として下位を続けています。
また中国は102位、日本は116位と、韓国を含む東アジア3か国の順位は低いままでした。
分野別に見ますと、韓国は経済で115位、教育で97位、政治で72位、健康で52位でした。
世界経済フォーラムは、毎年、政治、経済、教育、健康の4分野で、男女参画などの度合いを評価して指数化し、順位を発表しています。
ことしの総合首位は13年連続でアイスランド、2位はフィンランド、3位はノルウェーで、北欧諸国が上位を占めました。