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社会

新規感染者2倍超える3万8882人 「BA.2.75」初検出

Write: 2022-07-15 13:36:54Update: 2022-07-15 15:47:42

新規感染者2倍超える3万8882人 「BA.2.75」初検出

Photo : KBS News

中央防疫対策本部によりますと、新型コロナウイルスの感染者は、15日午前0時までに新たに3万8882人が確認されました。
これは前の週に比べて2倍を超える規模で、重症患者は4人減って65人、新たに報告された死者数は前日と同じ16人となっています。
重症患者向けの専用病床の使用率は11.9%で、前日に比べて0.9ポイント上昇しています。
そして準重症患者向けと中等症患者向けまで含めると、病床使用率は1ポイントほど上がっていますが、防疫当局は必要に応じて迅速に病床を拡大できる体制を整えています。
韓国では14日、新型コロナウイルスオミクロン株の派生型「BA・2」系統の新たな変異株「BA・2・75」の感染者が初めて確認されました。
「BA・2・75」は、同じく派生型の「BA・5」よりも感染やワクチンによる免疫をすり抜ける性質が強まっているとされ、再流行の拡大に大きな影響を与えるものとみられます。
こうしたなか、政府は15日、新たな感染予防計画を発表しました。
中央災害安全対策本部の李祥敏(イ・サンミン)第2次長は、15日の会議で、国際線の運航正常化が進み、夏休みを迎えて旅行者が増えると予想されることから、水際対策を強化すると発表しました。
政府は、仁川(インチョン)空港と7つの地方空港に200人を投入し、空港での検疫など感染予防対策を強化するとしています。
また、3年ぶりに行動規制のない夏を迎え、観光地での感染予防対策にも力を入れる方針で、全国の主な観光地に合わせて2500人あまりの要員を配置し、旅行者への感染予防ルールの説明や、室内の消毒・換気に当たらせるとしています。
政府は、新型コロナの4回目のワクチン接種の対象を、60歳以上と免疫が低下している人から、50歳以上と18歳以上の基礎疾患のある人に拡大していて、そのための予約を来週18日から受け付け、来月1日から接種を始めることにしています。

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