韓国に住む外国人は、韓国の医療システムに対する満足度が高い一方で、全体的な生活の満足度は低いことがわかりました。
ドイツのミュンヘンに本部を置く、国外在住者のネットワーク「インターネーションズ」が発表した「外国人にとって住みやすい国ランキング」で、韓国は52か国中40位となり、去年より7つ順位を上げました。
インターネーションは、177か国のおよそ1万2000人の海外居住者を調査し、「生活の質」、「定住のしやすさ」、「働きやすさ」、「個人財務」、「基本的要素」などのカテゴリーに分けて評価しました。
韓国は、全体的な順位は低くなっていますが、「生活の質」では9位となり、その下にある詳細項目のうち「医療部門」では2位、「旅行」は4位と、高い評価を受けました。
「安全」は20位、「レジャー」は23位でした。
一方で、「定住のしやすさ」は41位、「働きやすさ」は31位と、低い評価になっています。
「外国人にとって住みやすい国」の1位はメキシコで、2位はインドネシア、3位は台湾でした。