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経済

圧倒的なドル高 韓国経済に暗い影

Write: 2022-07-18 14:12:42Update: 2022-07-18 14:15:12

圧倒的なドル高 韓国経済に暗い影

Photo : YONHAP News

世界的な景気後退への懸念などからドル高が急速に進み、韓国経済に暗い影を落としています。
ドルの急上昇は、アジアの株式市場からの資金流出に拍車をかけるおそれがあり、ブルームバーグ通信が16日報じたところによりますと、ことしに入ってからこれまでの、韓国からの外国人投資家による資金引き揚げは160億ドルにのぼるということです。
また、ウォン相場の下落は、輸入物価の上昇をもたらし、全体の物価を押し上げるおそれがあります。
韓国銀行によりますと、6月の輸入物価指数は去年の同じ期間に比べて33.6%も上昇しました。
また、6月の消費者物価指数は、去年の同じ期間に比べて6%上昇し、アジア通貨危機直後の1998年11月以降では最も高い上昇率となっています。
通貨危機で外貨建ての債務の返済が困難になる事態に備えて蓄えられる外貨準備高も大幅に減っています。
韓国の6月末の外貨準備高は4382億8000万ドルで、前月末に比べて94億3000万ドル減っていて、減少幅はリーマン・ショックの影響を受けた2008年11月に次ぐ大きさとなっています。
また、韓国の5年満期外貨建て国債のCDSプレミアムの格付けは1年前の3倍に上昇しています。
CDSは、債券を発行した国や企業が破綻したときに損失を肩代わりしてもらえるデリバティブ=派生商品で、CDSプレミアムが高まると、その国や企業がデフォルト=債務不履行になる可能性が高くなったことを意味します。
こうしたなか、政府と与党は17日、アメリカとの間で、通貨危機などの緊急時に相手国に自国の通貨を預け、相手国通貨やアメリカ・ドルを受け取る取り決め、通貨スワップの締結に向けた共通認識を確認したと明らかにしていて、アメリカのイエレン財務長官が19、20日に韓国を訪問した際に議論するものとみられています。

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