新型コロナウイルスの新規感染者が4月27日以来、初めて7万人を上回りました。
中央防疫対策本部によりますと、新型コロナウイルスの感染者は19日午前0時までに新たに7万3582人が確認され、累計で1878万8056人になりました。
重症患者は10人増えて91人、死者は12人でした。
新たな感染者のうち、国内での感染は7万3231人で、残りの351人は海外からの入国者でした。
新たな感染者は前の週の1.97倍、2週前の4.05倍に増えていて、はっきりとした増加傾向が続いています。
とくに、ここ1週間の新たな感染者のうち、10代での感染率が前の週に比べて2.4倍に急増したということです。
防疫当局は、早ければ来月にも再流行がピークに達し、1日の感染者が20万人以上発生する可能性があると予測しています。
政府は、追加のワクチン接種を呼びかける一方で、ワクチンの副反応に関する治療や支援を拡大すると明らかにしました。
まず、ワクチンの副反応が疑われる疾患に対する医療費支援を最大3000万ウォンから5000万ウォンに増額することにしました。
また、死亡した場合の弔慰金の上限も従来の5000万ウォンから1億ウォンに引き上げました。
さらに、ワクチン接種から42日以内に死亡し、司法解剖後も死因がわからない場合は弔慰金1000万ウォンが支給されるということです。