中央防疫対策本部によりますと、新型コロナウイルスの感染者は25日午前0時までに新たに3万5883人が確認されました。 
月曜日に発表される日曜日の感染者数としては4月25日以来13週ぶりの多さとなっています。
1週間前の18日のおよそ1.4倍で、前週比で感染者数が倍増する傾向は弱まっています。
重症患者は144人で、5日連続で100人台となっています。
亡くなった人は17人増えて、累積で2万4890人となっています。
中央防疫対策本部は25日、新型コロナウイルス・オミクロン株の派生型「BA.2」系統の新たな変異株「BA.2.75」の4人目の感染が確認されたと発表しました。「BA.2.75」は、感染力が高く、ワクチンや感染で得られた免疫が効かない可能性があるとされています。
この変異株への感染が新たに確認された人は、忠清北道（チュンチョンブクド）に住む20代の男性で、3回目のワクチン接種を終えているということです。
男性は、韓国で2番目に「BA.2.75」への感染が確認された外国人の知人で、国内感染の最初の事例となりました。
この外国人は今月5日にインドから入国し、2日後の7日に新型コロナの陽性判定を受けていますが、今回新たに感染が確認された男性は外国人の知人で、空港から自宅に移動するとき車に一緒に乗っていたということです。