韓国の55歳以上の高齢者のうち10人に7人は、73歳まで働きたいと考えていることがわかりました。
統計庁が26日に発表した調査結果によりますと、55歳から79歳の高齢者のうち、将来、働く意向がある人の割合は68.5％で、去年より0.4ポイント上昇しました。
働きたいと考える理由としては「生活費の足しにするため」が57.1％で最も多く、「働くのが楽しく、健康が許すかぎり働きたいから」が34.7％であとに次ぎました。
また、「何歳まで働きたいか」という質問に対する回答は、平均で73歳でした。
希望する雇用形態は、フルタイムが54.2％、パートタイムは45.8％でした。
また、希望する賃金水準は月平均150万から200万ウォンが20.9％で最も多く、200万から250万ウォン18.5％、100万から150万ウォン17.8％の順となっていました。
一方、55歳から79歳の高齢者の人口は1509万8000人で、去年より33万2000人（2.2％）増加しました。
高齢者層の経済活動への参加率は59.4％で去年より1.4ポイント上がったほか、雇用率は58.1％で2.1ポイント上昇しました。
高齢者の就業先を産業別に見てみますと、事業・個人・公共サービス業が38％で最も多く、卸小売・宿泊飲食業17.1％、農林漁業13.8％などとなっていました。