新型コロナウイルスの新たな感染者が、3か月ぶりに10万人を超えました。
中央防疫対策本部によりますと、新型コロナウイルスの感染者は27日午前0時までに新たに10万285人が確認されました。
このうち海外からの入国者は532人で、韓国で新型コロナの感染者が初めて確認されて以降、最多となりました。
重症患者も177人で、1週間連続で3桁となっています。
政府は、自主的な感染対策を実践するよう促すとともに、症状のある従業員が休暇を使えるようにするよう、企業に勧告しました。
政府はまた、家族をケアするための休暇を使う場合は、最大10日まで1日あたり5万ウォンずつ支援しています。
新型コロナと関連した理由で家族をケアするための無給休暇を使っている従業員は、企業の規模を問わずに支援するということで、雇用労働部のホームページで申請を受け付けています。
公務員については、在宅勤務を積極的に実施し、休暇を終えて復帰する際には、事前に迅速抗原検査を受けなければなりません。
加えて、生徒たちが密集する塾などについても、オンライン講義にシフトするよう勧告しました。
疾病管理庁の白敬蘭(ペク・ギョンラン)庁長は、国民参加型の感染症対策は、規制や義務ではなく、国民自ら実践する生活の中での防疫ルールの順守が要であるため、感染症対策の生活ルール化を定着させていくと強調しました。