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国際

米ワシントンで韓国戦争「追悼の壁」の竣工式

Write: 2022-07-27 14:35:06Update: 2022-07-27 14:36:53

米ワシントンで韓国戦争「追悼の壁」の竣工式

Photo : YONHAP News

韓国戦争の停戦協定締結69周年を記念し、アメリカ・ワシントンに「追悼の壁」が建てられました。
現地時間の27日に開かれた竣工式には、韓国の政府代表として朴敏植(パク・ミンシク)国家報勲処長をはじめ、アメリカのオースティン国防長官、李鐘燮(イ・ジョンソプ)国防部長官、趙太庸(チョ・テヨン)アメリカ駐在韓国大使、韓国戦争に参戦した元アメリカ人兵士、それに現地の韓国人など3000人あまりが出席しました。
7月27日は、1953年に韓国戦争の停戦協定が結ばれた日で、韓国戦争に参戦した国連軍の貢献を称えるために韓国政府が定めた「国連軍参戦の日」にもなっています。
加えて、韓米同盟の象徴でもあるワシントンの韓国戦争参戦記念公園が1995年に竣工した日でもあります。
追悼の壁には、韓国戦争に参戦した3万6634人のアメリカ人兵士と、7174人の韓国人兵士など、戦死者合わせて4万3808人の名前が刻まれました。
ワシントンにある第2次世界大戦とベトナム戦争の戦争記念碑とは異なり、これまで韓国戦争の記念碑には、戦死者の名前がないため残念だという声がありましたが、関連の議論が始まった2008年以来、13年ぶりに名前が刻まれることになりました。
追悼の壁の建設は、財政不足で進んでいませんでしたが、韓国政府が2020年に費用のほとんどを負担することにして着工し、それから15か月ぶりに完工しました。
国家報勲処は、「韓国戦争で戦死したアメリカ人兵士の崇高な犠牲を、韓国とアメリカの国民が記憶して称えることで、両国の国民をつなぐ架け橋になるとともに、世界の人々が自由民主主義と平和の大切さを心に刻む遺産として位置づけられるだろう」と期待を示しました。

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