新型コロナウイルスの感染者は28日午前0時までに新たに8万8384人が確認され、再び10万人を下回りました。 
1日の新たな感染者8万8384人 のうち、国内での感染は8万7959人で、残りの425人は海外からの入国者でした。
新たな感染者数は前の週の2倍に増える傾向が続いていましたが、今週は横ばいとなっています。
しかし、重症患者数は196人で、ことし5月末以降、もっとも多くなりました。
新たな死者数は25人でした。
一方、ワクチン接種後の健康被害救済について審査する専門委員会は26日、被害事例357件についてワクチン接種との因果関係を認めました。
これで被害救済の申請を受け付けたおよそ6万件のうち33％について、救済が決まりました。
保健当局は、自主的な「社会的距離の確保」など日常での感染防止対策の徹底や、50歳以上など重症化リスクの高い人に対して4回目のワクチン接種を呼びかけています。