韓国の新型コロナウイルスの感染者が、累積で2000万人を超えました。
中央防疫対策本部によりますと、新型コロナウイルスの感染者は3日午前0時までに新たに11万9922人が確認され、累積で2005万2305人になりました。
新型コロナの累積感染者数が2000万人を超えたのは、2020年2月に韓国で初めて新型コロナの感染者が発生してから2年7か月ぶりで、国民の38.8%が感染したことになります。
新たな感染者のうち、海外からの入国者は600人で、新型コロナが初めて韓国に流入した2020年1月20日以降、もっとも多い数となりましたが、夏休みシーズンに海外旅行者が増えたことが影響したものとみられます。
重症患者は2人増えて284人、亡くなった人は26人でした。
オミクロン株の新たな派生株「BA.2.75」の感染者が新たに5人確認され、国内の感染者は合わせて14人になりました。
一方、政府は、感染者が多く発生した場所を集中して管理する「目標対象型防疫」を推進すると明らかにし、一律的な感染対策、社会的距離の確保措置は取らないと改めて強調しました。