韓国の4大財閥グループの売り上げは、国内の法人企業全体の20％を占めていることがわかりました。
企業分析を専門とする韓国CXO研究所によりますと、2011年から2020年までの国内の法人企業全体の年平均売り上げは、3745兆9000億ウォンでした。
このうち、4大グループの系列会社の売り上げは746億ウォンで、全体の19.9％を占めていました。
具体的には、サムスン8.2％、現代（ヒョンデ）自動車4.5％、SK（4.1％）、LG（3.2％）の順となっていました。
同じ期間、国内の法人企業全体の営業利益は177兆ウォンでした。
このうち、4大グループの営業利益は53兆7000億ウォンで、全体の30.4％に上っています。
サムスンが15.3％で最も高く、これに次いでSK（6.5％）、現代自動車（6％）、LG（2.5％）の順となっていました。
サムスングループの営業利益が最も大きかったのは2018年の51兆7000億ウォンで、全体の22.1％を占めていました。
さらに、2011年から2020年までの法人企業全体の年平均純利益は116兆2000億ウォンでしたが、このうち4大グループの純利益は47兆ウォンで40.5％を占めていました。
とくに、サムスンの系列会社の年平均純利益は24兆ウォンで、残りの3グループの純利益を合わせたものを上回っていたということです。