中央防疫対策本部によりますと、新型コロナウイルスの感染者は22日午前0時までに新たに5万9046人が確認されました。 
新たな感染者数は、1週間前の同じ曜日よりおよそ3000人少なくなっています。
月曜日に発表される新たな感染者数が1週間前より減ったのはおよそ2か月ぶりで、新規感染者が今後、本格的に減少に転じるか注目されます。
一方で、重症患者と死者数は依然として増加傾向が続いています。
重症患者は20人増えて551人で、3日連続で500人台となっています。
亡くなった人は前日より1人多い65人で、累積で2万6109人となりました。
重症患者数と死者数は、新規感染者が増加してから1、2週間後に増える傾向があり、新規感染者数が減少に転じても、重症患者数と死者数はしばらく続く可能性があります。
小・中・高校の新学期が始まったことも、今後の感染状況に影響を与えるとみられます。
全国の小・中・高校のおよそ半数で新学期が始まった先週1週間、18歳以下の新たな感染者は10万人を超えています。
教育部は、各学校で新学期が始まるのに合わせて、集中防疫点検期間を指定し、6万人を投入して感染予防対策に当たらせる方針です。
一方、国家感染病危機対応諮問委員会は、新型コロナの流行が今週ピークに達するとみています。