7月に赴任した尹徳敏(ユン・ドクミン)日本駐在韓国大使は、日本の野党、立憲民主党の泉健太代表と会い、韓日関係の改善に向けて努力することで一致しました。
東京の韓国大使館によりますと、尹大使は8月30日、立憲民主党本部を訪れ、泉代表と30分ほど会談しました。
尹大使は「一日も早く韓日関係が最もよかった時期に戻れるようにしてほしい」という尹錫悦(ユン・ソンニョル)大統領のことばを紹介し、「韓国大使として韓日関係の改善に全力を尽くしていく」と述べました。
そして「韓国の新政権は、両国関係の改善に向けた強い意志を持っている。立憲民主党も韓日関係改善のために共に取り組んでほしい」と呼びかけました。
泉代表は、尹大使の訪問を歓迎し、「元徴用工問題などさまざまな懸案があるが、両国がひとつずつ克服して関係を構築していかなければならない。次の世代に良い関係を渡せるように互いに努力しよう」と述べました。