中央防疫対策本部によりますと、新型コロナウイルスの感染者は、2日午前0時までに新たに8万9586人が確認されました。
金曜日に発表される新たな感染者数としては、7月29日以来5週間ぶりの少なさとなっています。
重症患者は前日より47人減って508人で、新たに報告された死者数は48人減って64人でした。
防疫当局は、新型コロナの感染再拡大はピークを過ぎ、新たな感染者数は減っているものの、9月9日から始まる旧暦のお盆、秋夕(チュソク)連休の期間中に人の移動が増えて、再び感染が広がる可能性があるとみています。
このため防疫当局は、全国の臨時選別検査所を連休中も通常どおり運営するほか、高速道路のサービスエリア9か所で、誰でも無料でPCR検査を受けられるようにするなど、連休中の感染予防対策を強化することにしています。
防疫当局はまた、帰省や旅行を少人数、短期にとどめ、マスク着用などの感染防止策に努めるよう呼びかけています。
一方、海外からの入国者を対象に行っている入国前の新型コロナウイルスの検査義務が、3日午前0時から廃止されます。
ただ、入国から1日以内のPCR検査はそのまま維持されます。