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社会

浦項製鉄所の高炉3基全部が停止 台風11号による浸水で 

Write: 2022-09-09 11:35:24Update: 2022-09-20 15:23:40

浦項製鉄所の高炉3基全部が停止 台風11号による浸水で 

Photo : YONHAP News

台風11号の影響で、慶尚北道(キョンサンブクト)浦項(ポハン)市にある鉄鋼大手ポスコの浦項製鉄所の高炉3基全部が、6日から操業を停止しています。
高炉の稼働が停止したのは、台風11号で近くの河川がはんらんして水が製鉄所内に流れ込み、変電所が浸水して停電したためです。
浦項製鉄所の高炉3基すべてが、同時に稼働を停止したのは、1973年の操業開始以来初めてのことです。
高炉は、5日以上止まれば、内部に亀裂が生じて、再稼働まで数か月かかるおそれがあります。
このためポスコは、10日までに電気施設を正常化させて、製鉄所の電力復旧が終わり次第、高炉の操業を再開することにしています。
しかし製鉄所内の道路がほとんど浸水しているため、製鉄所の完全正常化までにはかなりの時間がかかるものとみられています。
浦項製鉄所は、年間1500万トンの鉄鋼製品を生産しており、去年の売上高はおよそ18兆5000億ウォンに上っています。
今回の台風で、すでに製造した鉄鋼製品も浸水しているため、巨額の損失が発生したものとみられています。
ポスコは、旧暦のお盆、秋夕(チュソク)の連休期間中も、復旧作業に当たるということです。

★2022年9月20日修正

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