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核廃棄物説得の郡守 住民の暴行で重傷

Write: 2003-09-09 00:00:00Update: 0000-00-00 00:00:00

核廃棄物処理場の建設地となった全羅北道 扶安(ブアン)郡では、処理場の建設に反対する住民の抗議行動が連日行われていますが、8日は金宗奎(キム・ゾンギュ)扶安郡守が住民の暴行を受けて重傷を負い、警察のバスなど3台が燃やされる事件がありました。8日正午前、全羅北道 扶安郡の金宗奎郡守は、核廃棄物処理場の建設について相談するため、核反対 扶安郡民 共同対策委員長をしているネソ寺の住職に会いにチンソ面のネソ寺を訪れたところ、郡守の訪問を知った住民20人が車で寺の入り口をふさぎました。金郡守は3時間ほど待った後、住民との対話を試みましたが、興奮した住民に暴行を加えられ、鼻の骨と肋骨が折れて全治6週間の重傷を負い、金郡守は寺に閉じ込められて7時間後に警察によって病院に運ばれました。また郡民1,000人あまりは反対集会を行なう際に、機動隊のバスとジープ、そして民間の冷凍車両の合わせて3台に火をつけて燃やしました。これについて反対運動の関係者は「金郡守に郡民が興奮しているから、回り道をして帰るように薦めたが郡守が真正面から住民と向き合おうとして起きたものだ。政府が国民の心を読めずに一方的に押付けると、さらに不幸な事態も招きかねない」と述べました。全羅北道の地方警察庁は、郡守に暴行を加えた関係者を特定して、逮捕する方針です。

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