中央防疫対策本部によりますと、新型コロナウイルスの感染者は、12日午前0時までに新たに3万6938人が確認されました。
新たな感染者数は、7~11日は前日に比べて減少していましが、12日は6日ぶりに増加に転じ、前の日に比べておよそ9000人、旧盆の秋夕(チュソク)連休初日の11日に比べて8000人あまり増えています。
連休中減っていた検査件数が、再び増え始めたことが背景にあるとみられています。
連休で人の移動が増えていることから、防疫当局は、連休が終わってから3、4日後から感染者が大幅に増える可能性があるとみていて、連休中も人との不要な接触を控えるなど感染予防に努めるよう呼びかけています。
重症患者は21人増えて553人、亡くなった人は22人増えて累積で2万7498人となり、致死率は0.11%となっています。
重症患者のうち60歳以上の高齢者は480人で、全体の87.1%を占めていて、新たに報告された死者のうち60歳以上は21人で、95.5%を占めています。
全国の主な高速道路にあるサービスエリア9か所では、連休最終日の12日まで、無料でPCR検査を受けることができます。