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政治

新しい非常対策委が発足 与党「国民の力」

Write: 2022-09-14 15:42:41

新しい非常対策委が発足 与党「国民の力」

Photo : YONHAP News

与党「国民の力」は、鄭鎮碩(チョン・ジンソク)国会議員を委員長とする非常対策委員会を、13日発足させました。
この委員会が発足するのは、尹錫悦(ユン・ソンニョル)政権になってから2回目で、非常対策委員6人を含む9人で構成されています。
14日に開かれた新たな非常対策委員会の初会合で、鄭委員長は、政権与党の混乱によって国民を不安にさせたことについて、謝罪しました。
国民の力は、党の混乱を招いた責任を痛感するとして辞任した権性東(クォン・ソンドン)前院内代表の後任を来週19日に選出する予定で、党の正常化に向けて着々と動いています。
ただ、裁判所の判決が、党の正常化のカギを握るものとみられます。
国民の力は現在、尹大統領の側近らと李俊錫(イ・ジュンソク)前代表との党内対立が激しさを増しています。
李前代表が性接待を受けた証拠の隠滅を教唆した疑惑で、党員資格停止6か月の懲戒処分を受けたことを踏まえて、国民の力は8月に非常対策委員会を設置し、李前代表を解任して朱豪英(チュ・ホヨン)氏を非常対策委員長に任命しました。
しかし、李前代表は、非常対策委員会体制移行の効力停止を求める仮処分を申し立て、ソウル中央地方裁判所は先月26日、朱氏の職務を停止する判断を示しました。
一方、李前代表が申し立てた非常対策委員会の職務停止を求める仮処分の審問が14日午前、ソウル南部地方裁判所で開かれ、審問に出席した李前代表は、審問に誠実に応じる立場を示しました。
裁判所が再び李前代表の申し立てを受け入れる場合、混乱は避けられないものとみられますが、鄭鎮碩委員長の職務を停止を求める仮処分の審問が、28日に延期されたため、裁判所の判決が先送りになる可能性があります。

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