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政治

米空母ロナルド・レーガン釜山へ 北韓けん制で写真公開

Write: 2022-09-15 12:18:25

米空母ロナルド・レーガン釜山へ 北韓けん制で写真公開

アメリカは、今月中に釜山(プサン)港に入港する予定の原子力空母「ロナルド・レーガン」の訓練写真を公開し、北韓をけん制する狙いがあるものとみられています。
アメリカ海軍は現地時間の13日、「ロナルド・レーガン」が太平洋で飛行訓練を行った際の、戦闘機F/A-18F「スーパーホーネット」が艦上に着陸する様子などを撮影した写真を、アメリカ国防総省のホームページに掲載しました。
アメリカ海軍は、F/A-18F「スーパーホーネット」について、「ロナルド・レーガン」艦載機の第195戦闘攻撃飛行隊「ダムバスターズ」所属だと発表しました。そして、この「ダムバスターズ」という部隊名は、韓国戦争中の1951年5月1日、精密低空飛行をしながら北韓の戦略的要衝の華川(ファチョン)ダムを、空中魚雷で破壊したことに由来していると説明しました。
釜山港への入港を控えて、「ロナルド・レーガン」が訓練する様子とともに、戦闘機部隊の名称が韓国戦争での活躍に由来することまで公開したのは、北韓をけん制する狙いがあるものと受け止められています。
「ロナルド・レーガン」は、ニミッツ級原子力空母の9番艦として2003年に就役し、戦闘機F/A-18F「スーパーホーネット」を中心に、早期警戒機E-2Dなど各種航空機80機あまりを搭載し、「浮かぶ軍事基地」と呼ばれています。
韓国軍によりますと、「ロナルド・レーガン」は今月末ごろ釜山港に入港し、韓半島東の海、東海で、韓国海軍との合同演習を行う方向で調整しているということです。
アメリカの原子力空母が、韓国の作戦区域内で韓国海軍と合同演習を行うのは、2017年11月の北韓の6回目の核実験の後、空母3隻が同時に東海に展開してから5年ぶりのこととなります。

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